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お知らせ

2022年6月30日

eemo 2周年記念イベント Odawara Energy Day 2022 を実施しました!


小田原をさまざまな角度から味わいつくす1日

「ODAWARA ENERGY DAY 2022」レポート

今年の6月1日に2周年を迎えた電気自動車のカーシェアリングサービスeemo(イーモ)。その2周年を記念して、6月11日にeemoの拠点である小田原の魅力を伝えるイベント「ODAWARA ENERGY DAY 2022」が小田原市国府津にある「BLEND PARK」にて行われました。

盛りだくさんのトークセッションのほか、EV試乗会や電動キックボード「BIRD」試乗会が行われ、賑わいを見せたイベントの模様をレポートします。

10時のイベントスタートを前に、9時から会場では準備が急ピッチで進められました。会場内に置かれたEV車から電力を供給するなど、今回ならではの光景も。

小田原の地元企業の出店も多くあり、開始時間が迫るにつれて会場は賑わいを見せていきます。

■Z世代が考える小田原の未来

今回行われたトークセッションはなんと6本!

最初に行われたトークセッションは「Z世代と考える持続可能なまちづくり」です。

一般社団法人FROM PROJCETの竹内 菫さんと神奈川県立小田原高等学校2年生の塗師 世菜さん、飛鳥未来きずな高校2年生の湯山 咲良さん。塗師さんと湯山さんは竹内さんが代表理事を務める一般社団法人FROM PROJECT(通称ふろぷろ)小田原の1期生。ふろぷろでは中高生が地域課題解決に向け、プロジェクトを企画・実行しています。

湯山さんは「カラスくん共存委員会」というカラスの駆除ではなく共存を目指したプロジェクトを、塗師さんは自身が好きなラグビーと小田原の魅力を伝える「ODAWARUGBY(オダワラグビー)」のプロジェクトを立ち上げていました。3人はふろぷろの活動についてや、Z世代ならではの「小田原×SDGs」への想いを語りました。

そんなZ世代が「住み続けたい小田原」はどんな町なのでしょうか。

塗師さんはふろぷろを通じていろんな人が交流できたことに触れ、「人とつながりがあって、街の活動に参加できる環境がある町」と言い、湯山さんは「現状維持で!」。その言葉には「都会化するのも、田舎化するのも小田原じゃない。今のままではダメでも都会と田舎の間にあるゆったりとした小田原であってほしい」という想いが込められていました。

続いて行われたトークセッションは「小田原のワーケーションの未来」。登壇したのは小田急電鉄株式会社観光事業開発部課長の木谷周吾さん、OVACANS代表BLEND運営の杉山大輔さん、神奈川ワーケーションNavi:編集長の福田和博さんのお三方です。

実は小田原は、県内でもワーケーションのスポットのひとつとして、個人だけではなく企業も乗り出しています。小田急電鉄では3月からの3ヶ月間、「小田原ワーケーション」の実証実験を行っていました。小田原の40~50の事業者と組んで行ったワーケーションは新たな課題発見もありつつも、大いににぎわいを見せたと言います。

「観光自体をどう再定義していくかで小田原の旅は変わる」と木谷さん。「ハードを見る観光だったのが、人に会いに行く観光に代わり、それが小田原でできるのではないか」と語り、これに福田さん、杉山さんも頷きます。「小田原に移住してくれる人も多く、みなさんしっかり発信してくれるので人とつながりやすい」(福田さん)「何かを見にいくというより、地元の体験を追体験する(観光ができる)。仕事をしながら人と関わっていくことができるのでは?」(杉山)

また、eemoは小田原で暮らす次世代のための心地よい環境づくりに大きな役割を果たしてくれるのではないかと期待を寄せました。

■eemo2周年を記念した企画も続々と。

この日のイベントのメインコンテンツとなったのがeemo2周年記念式典。株式会社REXEV 取締役 eemo事業責任者の藤井崇史から始まり、守屋輝彦小田原市市長、湘南電力株式会社 代表取締役社長の原正樹さんの挨拶のあと、藤井がeemoの2年間の歩みについて報告。車両数やのべ利用者数が増加しただけではなく、会員数は昨年から2倍の成長を遂げています。

また、電気自動車の活用により、ガソリン車と比較して約25tのCO2排出量削減に成功。脱炭素については小田原、日本だけではなく、今後の地球規模の課題となっています。続くパネルトークでは守屋市長、原さん、藤井が「脱炭素と街づくり」をテーマに意見を交わしました。

「いろんな人たちが小田原を営みの場所とし、民間のプレーヤーが社会課題を解決していける」ことを小田原という地域の特徴だと語る守屋市長。原さんも、「この土地で代々営みを続けてきた人たちが多く、そういう人たちが小田原を引っ張ってくれている」と言います。そんな地元の人たち、企業と協力をして、エネルギーの消費ではなく、エネルギーの地産地消をつなげていきたい――そんな中でeemoへの期待は高まります。eemoの取り組みが小田原から日本に広がっていくことによって、脱炭素が進むきっかけにもなるかもしれません。

パネルトーク第2弾ではそんなeemoを実際に活用している0期eemoアンバサダーが登場。

小田原移住者でGOODLIFE GYM 小田原オーナー 株式会社TABIPPO 執行役員CHROの浦川拓也さん、株式会社YOUTRUSTの門野妹さんが登壇し、eemoの魅力について語りました。

キャンプが趣味だという浦川さんは、都内で暮らしていたときも、もともとカーシェアを利用していたそう。eemoの存在はポスティングされたチラシで知ったと言います。

「ガソリンを使っていないので、地球に貢献しているぞ、という気持ち良さがあります」とeemo乗車の感想を伝えます。ペーパードライバーだという門野さんは、浦川さんの紹介でeemoを知ったのだそう。「車の性能自体がいいので乗りやすかったです。あと、予約アプリが使いやすい。カーシェアはめんどくさいイメージだったけど、サクッと予約できるのがよかったですね」とその魅力を語りました。

一方、ネガティブな感想も。

「遠くに行くときに充電が必要。高速とは相性が悪いですね」と浦川さん。今後充電スタンドもより増えると使いやすさも増すかもしれません。そして、eemoにこれから望むことを聞かれると……。

「wi-fiが使えるようになると嬉しいですね。スマホが使いやすくなったり、車で仕事ができますし。あと、もっと大きい車体のものもあるといいですね」(浦川さん)

「充電スポットを分かりやすいところに作ってほしいですね。あとは案内を分かりやすくもらうとか。車で行動範囲も広がったので、お出かけ情報も発信してもらえると嬉しいです」(門野さん)

eemoの理解を深めたアンバサダーが、eemoの魅力と共に小田原の良さも発信していきます。

また、記念式典では「藤井看板張替えプロジェクト」の報告も。このプロジェクトでは、地元の方から好きな西湘スポットを募集。ピックアップされた場所に実際に訪問して撮影し、藤井がおすすめのスポットとして紹介する看板を制作します。そうして小田原市内にある看板を、季節に合わせて制作した新たなものに張り替えていきます。

また、「笑顔あふれるおだわらの暮らしフォトコンテスト」の表彰式も行われ、受賞されたみなさんには小田原SDGsパートナーの景品と共に表彰状が贈られました。受賞作品は、6月21日から7月3日までの間、ハルネ小田原で展示予定です。

■小田原のこれまでとこれからをさまざまな目線で

藤沢発青春ロックバンド「チロル」のアコースティックライブのあとは、トークセッション後半戦がスタート!

後半戦トップのテーマは「地域に愛される小田原企業の今とこれから」。株式会社鈴廣蒲鉾本店 企画チーム常務取締役本部長の鈴木智博さん、株式会社鮑屋 代表取締役社長 市川将史さん、株式会社スズアコーヒー店 営業部長の鈴木雄介さんがご登壇くださいました。

合わせると創業650年以上、小田原に根付いて長く愛されている3社。しかし、やはりコロナ禍の影響は受けていました。逆境の中、鮑屋の市川さんは「出社制限がかかったことで、デジタル化が進んだ。魚関連の販売はまだあまりデジタルが進んでいないので、入り込みやすいことがわかりました」。スズアコーヒーの鈴木さんは「補助金でECサイトを構築しました。ZOOMで生豆の買い付けなども行うようになりましたね」とコロナ禍だからこそ、挑戦できたこともありました。

またコロナ禍のような場合だけでなく、鈴廣蒲鉾の鈴木さんは「小田原・箱根の観光業は自然災害と表裏一体」と言います。新しい挑戦をしつつ、小田原での生き残りを見据えてやっていたい、とお三方は決意を新たにしていらっしゃいました。

小田原に昔から根付いている企業が多くある中で、最近は小田原に移住してくる人も増えつつあります。そんな移住をテーマとした「小田原移住ブームのリアル」のトークセッションでは浦川さんのほか、オダワラボ・小田原市 企画政策課 副課長の加藤岳史さん、クラウドサーカス株式会社マネージャーの小木曽一馬さんが登場。

コロナ禍後に「小田原へ転入してくる人が増えた」と加藤さん。昨年、小田原に移住してきた小木曽さんは「コロナ後も会社がリモートの方針だった」ということもあり、移住を決意したのだそう。「ファミリーが次第に増えていくという点で、移住は今しかないんじゃないかと思った」と言います。

コロナ禍で起きた移住のムーブメントは小田原だけではありません。ただ、小田原は新幹線、小田急線、東海道線が乗り入れており、交通の便の良さがあります。週に何度か出勤する程度だったら苦痛ではない距離感が移住を後押ししていそうです。移住者同士の関わりも多く、ただ「暮らす」というだけではなく、事業をおこす移住者も多いのだとか。ちなみに浦川さんはジムを、小木曽さんは「小田原暮らし」というメディアを運営しています。

「新しい人と接点を作りながら、ハブになっていくような動きをしていきたい」と浦川さんが言っていたように、小田原に移住してきた人がキーパーソンとなって、更に移住のムーブメントが置き、小田原に新しい風を吹かせることになるかもしれません。

■スポーツで小田原を盛り上げる!

終盤ではスポーツと小田原という観点から切り込んでいきます。

「小田原におけるサイクルスポーツの魅力」のトークセッションでは株式会社自転車創業(Sales)/株式会社Bikescape(取締役/COO)の花岡仁志さん、株式会社自転車生活 代表取締役/スポーツ自転車専門店Cycle Days店主の佐々木亮さんが登壇。

自転車は、人間ひとりを運搬するエネルギーが省エネで、サスティナブルな乗り物だと花岡さん。

そんな自転車を活用して発信している都市を自転車都市と言うのだそう。そして「小田原は自転車都市になれる」と言い切る花岡さんと佐々木さん。というのも、小田原はハブ都市としての機能をはたしており、近隣にも御殿場、伊豆、真鶴と、自転車が走りやすい町があります。

また、自転車とeemoの相性は抜群。目的地まで自転車でいくのはちょっと……という場合でも、eemoで車を借りて、目的地まで行き、そこから自転車で散策ということが可能になります。

そんなeemoにこれから期待することとして、花岡さんは「車にサイクルラックをつけてほしい」と藤井に直談判し、OKをもらう場面も。佐々木さんも、「サスティナブルな選択をした方々に向けて、これからもより仕掛けをし続けてほしい」とエールを送りました。

そして、最後のトークセッションとなったのが「ベルマーレから実現する地域SDGs」。

ベルマーレではおなじみ? の湘南パンダさん、湘南ベルマーレフットサルクラブのサポーター・山川太郎さん、株式会社古川企画広報室(元フットサル選手)の金井智之さんが登壇しました。

ベルマーレと聞くと、ついサッカーを思い浮かべてしまいますが、実はフットサルチームが熱いのです。湘南ベルマーレフットサルクラブは小田原アリーナを拠点とし、日本フットサル最高峰のFリーグに参戦しています。

ベルマーレを追いかけて日本全国を飛び回るという山川さんと、元ベルマーレの選手である金井さんがベルマーレサポーターの熱さを熱弁しました。海外にも観に行くことがあるという山川さんは「スポーツが街の象徴になっているのが羨ましい。ベルマーレフットサルが小田原の象徴になればいいな、という想いがあります」。

そして、フットサルの応援は「最高にサスティナブルな趣味」と言います。「持続可能な趣味で、毎日が充実します!」ときっぱり。また金井さんは、「小田原とクラブがもっと密接になってほしい。ベルマーレをハブにして、企業のマッチングを行い、社会の問題解決を一緒に目指していきたい」と思いを語りました。

熱い想いがさく裂したトークセッション。最後はベルマーレ戦のチケットプレゼントも行われ、大盛り上がりのまま終えました。

■小田原はこれからも進化する。

室内で熱いトークセッションが続く中、外ではEV試乗会、電動キックボード「BIRD」試乗会も賑わいを見せていました。

入れ替わり立ち替わり人が訪れる会場は、スタートから終了時まで熱気が薄れることはありませんでした。さまざまな角度から小田原とeemoの魅力に触れることができた1日。小田原で暮らす人も、そうでない人も、新たな街の一面が見られたのではないでしょうか。

また、eemo第1期アンバサダーも募集中。これを機に、eemoの体験をしてみてはいかがでしょうか。

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