2020年10月21日
シェアリングは時代の流れ。ムダをなくして快適に。
・カーシェアリング導入で営業車のムダを解消。資産の有効活用も
・導入をきっかけにシェアリング生活へシフトした社員も登場!
宮崎さんは長く営業車にかかる負担に頭を悩ませてきました。さらに新型コロナ感染症の影響が追い打ちに。eemoのカーシェアリング導入によって、長年の問題を解消したそうです。また導入をきっかけにマイカーを手離し、シェアリング生活にシフトした社員も登場したそう。宮崎さんに、必要な時に必要なだけ使えるシェアリングの必要性を説いていただきました。
-太陽光発電システムをメインとする営業部門で、販売部隊を統括していらっしゃる宮崎さん。どんなお仕事をしていらっしゃるのでしょうか?
営業の管理職をしておりますので、戦略立案や資料の作成、他部門との調整役などがメインです。実務的な営業は部下に任せていますが、法人のお客様へ商品をご提案する際は営業に同行して説明することもよくあります。 太陽光やLPガスを販売しているため、電気自動車で訪問すると客先の評判がいいですね。
―会社の営業車としてeemoの電気自動車シェアリングサービスをお使いいただいているのですね。電気自動車の利用は、お客様へのアピールにつながるのでしょうか?
LPガスを販売する仕事上、本当はガス車でも良いと考えていました。ですが、住宅事業をやっていた時、「環境にやさしい家を作ろう!」というコンセプトだったので、ガス車ではまずいだろうと却下になりました。そこで電気も販売しているから、電気自動車の方がふさわしかったというのがきっかけです。 逆に、自分がお客様の立場だったら、営業車に電気自動車で来られたら「すごいクルマ乗ってるね!」という印象を持つと思います。
-会社のPRにも電気自動車は有効といえるわけですね。とはいえ、eemoを営業車として導入されたのは何故ですか?
基本的に営業担当1人につき営業車1台を与えているのですが、自宅に乗って帰ること社員もいるため、駐車場代の負担が大きかった。少しでも負担を減らしたいと思い、営業車の削減を検討していたところ、他社で3人につき車2台という取り組みを聞きました。それならば、うちはカーシェアリングでやってしまおうと思いついたんです。そのタイミングでeemo導入となりました。
―たしかに駐車場のコストは馬鹿にならないものがあります。実際にカーシェアリングを導入してみて、どんなところに意義があると思いますか?
もともと営業車のうち稼働していない車が3分の1程度ありました。さらに新型コロナ感染症の影響で出勤も、外出する機会も減っています。リモートワーク下でも仕事は回っているところを見ると、本当にそんなに営業車が必要なのか?という切実な問題を感じます。 時代とともに、営業車の有効活用をどんどん考えていかなければなりません。 必要な時に、必要な分だけ使えるというカーシェアリングの考え方は、これからの時代に必要なことではないでしょうか。
-カーシェアリングの考え方は、企業の無駄をなくし、資産の有効活用を図るうえでも効果的だということですね。 今まで電気自動車に乗ったことはあったのでしょうか?実際に乗ってみた感想はいかがですか?
電気自動車の経験は、社長のテスラを運転したことがあるくらいです。ほとんど初心者でしたが、抵抗なく運転できました。 乗った第一印象は、音が非常に静かということ。仕事で使うには贅沢と感じるくらいです。
-利用するのに不安はありませんでしたか?
充電の必要があることを考えると少し不安もありますが、経験を積めば意外と簡単かもしれません。馴れの問題だけだと思います。
―eemoの登録や入会に支障はありませんでしたか?
ネット完結型のサービスということで、正直、はじめは抵抗を感じました。仕事で使うから必要に迫られて何とか出来たというところです。もしこれがプライベートだったら、マイカーもあるし、挫折するかも?とは思いました。
―アプリの操作は難しくなかったですか?
アプリをダウンロードしたり、パスワードを設定したりするところが、自分には少し難しく感じました。でも、はじめて駐車場で車を借りる時、5人ほどと一緒にスマホを片手にトライしてみたところ、全員が簡単にできたので思ったよりスムーズに利用できるものだなと感じました。
―使いづらかったところはありますか?
車両キーの場所がもっと取りやすい位置にあるといいと思います。隠すために奥まった場所にあるのでしょうが、運転手からするとキーを戻しづらかったです。スムーズな開閉のために、改善してほしいところですね。
―ふだんのカーライフはどんな感じですか?
古くても思い入れのある車を長く愛用していきたいタイプです。年代的にカーシェアリングなどという感覚がないです。マイカーが基本。 子どもが成長したため、乗る回数は減りましたが、今でも家族でドライブくらいは楽しんでいます。
―プライベートでレンタカーやカーシェアリングを利用することはありますか?
旅行へ行ったときはレンタカーを借りることもあります。沖縄が好きでよく行くのですが、必ずレンタカーを利用しています。カーシェアリングは知らなかったので、プライベートで利用したことはありません。 でも岩手に法事で行ったとき、レンタカーを借りて数時間しか使わなかったことがあります。事前に予定は分かっていたので、カーシェアリングを知っていたら借りていたでしょう。レンタカーだと短時間の利用ができませんし。
―今後、電気自動車を購入するとしたらどんなところに行ってみたいですか?
家族でよく旅行に行きますが、長野、静岡あたりの200~300km圏くらいは車を利用します。その中でもとくに夫婦二人でよく出かける蓼科など、自然環境のいいところでは電気自動車をぜひ使ってみたいですね。リーフの走行距離だと少し足りないので、もう少しスペックが上がってくれれば言うことありません。
―ところで、先ほど企業におけるカーシェアリングは無駄を減らし、資産の有効活用に効果的というお話がありましたが、個人の場合もそれは当てはまると思いますか?
社内のある営業担当は、シェアリングを利用することを前提にすでに自家用車を売却してしまった者もいます。通勤方法の基本は営業車なので、プライベートは必要な時だけカーシェアリングすればいいという考え方ですね。30代後半で3~4歳のお子さんがいてし、マイホームも購入済みだけど、シェアリングを生活の一部にしようと考えているみたいでした。 そんな利用者はまだ少ないかもしれませんが、慣れていないだけで、今後は当たり前になっていくのではないでしょうか?
―会社のそばにカーシェアリングがあれば、平日は営業車、休日やレジャーはシェアリングを利用と分けて使うということですね。
そうですね。この機会にシェアリングを試すと言っていましたよ。
―どういう人に使ってほしいとか、お勧めしたいなどありますか?
やはり車は高価ですし、ランニングコストもかかる。1年間で約20~30万かかってしまうことを考えると無駄が多い。自分は免許が取れる年齢の子どもが2人いますが、車を欲しいとは2人とも言いません。ただ、学生同士でレンタカーを借りて旅行に行ったりしているところを見ると、車が全く無しというわけにはいきません。必要な時だけシェアリングするというサービスは魅力的なはずです。 レンタカーは駅前にありますが、カーシェアリングの場合は身近にもっと増えていってほしい。自転車のシェアリングと同じように。 そうなれば、どんな人というより誰でも使いやすくなると思います。
貴重なご意見をありがとうございました。またインタビューにもご協力ありがとうございました。